番外編です。前回番外編を書いたのはちょうど5年前です。
5年前の番外編の時から、今回の番外編まで、マンドリンを生で聴いたことがなかったんですね。
日々仕事や雑事に追われ、余裕のない毎日だったかもしれません。
そんな毎日の中、今回足を運んだのは、星空のコンチェルト(第21話をご参照下さい)がプログラムに入っていたからです。
ぜひ生で聴きたいと思い足を運びました。
行った甲斐のある演奏でした。
5年ぶりに母校の演奏会を聴いてふと思ったことがあります。
変わるものと変わらないものがあるんだなということです。
神戸大学マンドリンクラブの定期演奏会は、商神という旧高商時代の学歌の演奏で始まり、はるかな友にという曲の歌入り演奏で終わります。
これが何十年もの間、繰り返されているのです。
もうひとつ変わらないもの。
前回の番外編でも書きましたが、30年以上前に、榊原順平という人が「ハ短調の序曲」という曲を取り上げて以来、延々と現代日本人がマンドリンオーケストラの為に書いた曲を取り上げ続けているのです。
次に変わったこと。
本日の演奏会で最初におや!と思ったことは、最初のステージに登場した指揮者です。
黒のスーツに身を包んだ女性指揮者でした。
女子大はともかく、神戸大学のコンサートで女性の指揮者を見たのは初めてです。
で、よく見てみると、各パートの首席奏者がなんと一人をのぞいて全て女性です。
ダブルベースまで女性。
ダブルベースといえば、その数もちょっと驚きでした。
第一部が7人、第三部が8人でした。
これも初めてです。
そしてもう一度変わらないこと。
卒業後すぐは、コンサートは現役のものであり、OBは静かに聴いていればいいと思っていました。
だから、定期演奏会後に開催されるOB会にも全く顔をだしていませんでした。
本日たまたま、こうへいが入部したときの部長に会場でお会いし、誘われるまま、予定していなかったOB会に卒業後初めて顔を出しました。
そこへ、本日の演奏会が最後となる4回生のみなさんが登場、その多くの方が、最後は涙ぼろぼろだったということを話されました。
この年代の学生さんは、ほとんどこうへいの息子の世代に近い人たちです。
もっとクールな人たちかと思いましたが、こうへいの時代と同じように、演奏会で涙を流されるのですね。
若い人たちの感性というのは、いつの時代も同じだと、あらためて感じた夜でした。
いつも通り、知る人ぞ知るという感じですが、本日のプログラムを上げておきます。